Googleスプレッドシートを開いてみよう

STEP 01 まずは開いて、文字を入れてみる
〜1日15分、ゆっくり学ぶ〜

第1章 スプレッドシートを触ってみる / 目安15分

Googleスプレッドシートを開いてみよう|STEP01

私はこれまで、仕事でずっとエクセルを使ってきました。

ところがあるとき、若い人から「エクセルは使ったことがないけど、スプレッドシートなら使えます」と言われて、少し驚きました。

「そうか。いまはエクセルではなく、Googleスプレッドシートを使う人もいるんだな」——そう思ったのが、この勉強のきっかけです。転職した先で、使ったことのないソフトを使うことになるかもしれません。

そこで、私も一からGoogleスプレッドシートを勉強してみることにしました。このシリーズは、1回15分くらいの小さなステップで、少しずつ覚えていきます。

今日のゴール

  • スプレッドシートを開く
  • 新しいファイルを作る
  • セルに文字を入れる
  • ファイル名を変える

難しい操作はありません。まずは触ってみましょう。

必要なのはGoogleアカウントだけ

Googleスプレッドシートを使うのに、パソコンにソフトを入れる必要はありません。インターネットのブラウザ(Chrome、Edge、Safariなど)があれば、そのまま使えます。

必要なのは、Googleアカウントだけです。GmailやYouTubeを使っている方は、もう持っています。すでにGoogleにログインしていれば、そのまま進めます。

※Googleアカウントがあれば、スプレッドシートは無料です。このシリーズで使うものは、すべて無料の範囲でできます。

📱 スマホ・タブレットで使うときは

スマホやタブレットで使うなら、無料の「Google スプレッドシート」アプリのインストールが必要です(App Store / Google Play から、無料でインストールできます)。画面の見た目やボタンの位置は少し違いますが、やることはパソコンと同じです。パソコンで作ったファイルを 外出先でスマホから開くこともできます。

スプレッドシートを開く(3つの方法)

開き方は、いくつかあります。どれか1つでOKです。まずは方法①がいちばんかんたんです。

方法① スプレッドシートのページから開く

  1. ブラウザで sheets.google.com を開きます
  2. 「新しいスプレッドシートを作成」の下に、見本(テンプレート)が横に並んでいます。いちばん左の「空白のスプレッドシート」(カラフルな+のマーク)をクリックします
Googleスプレッドシートのトップ画面。「新しいスプレッドシートを作成」の下、いちばん左に「空白のスプレッドシート」のカラフルな+マークがある
いちばん左の「空白のスプレッドシート」(カラフルな+)をクリックします

すると、表のような画面が開きます。エクセルを使ったことがある人なら、「見たことがある画面だな」と感じるかもしれません。(違いはSTEP02でくわしく見ます)

※画面の右上に「アップグレード」というボタンが出ることがあります。このシリーズでやることは全部無料でできるので、押す必要はありません。

いちばんの裏ワザ。ブラウザのアドレス欄に sheet.new と打ってEnterを押すと、一発で新しいファイルが開くよ。覚えておくと、毎回すごく速い。

方法② 「sheet.new」で一発

  1. ブラウザのアドレス欄(URLを打つところ)に sheet.new と入力します
  2. Enterキーを押します

これだけで、新しいスプレッドシートが開きます。いちばん速い方法です。

※「sheet.new」は、Googleが用意している正式なショートカットです。あやしいサイトではありません。

方法③ Googleドライブから開く

ファイルをまとめて管理するGoogleドライブからも作れます。

  1. Googleドライブ(drive.google.com)を開きます
  2. 左上の 「+新規」 をクリックします
  3. 「Googleスプレッドシート」を選びます

これで、新しいファイルが開きます。

📱 スマホで開くには

スマホは、上の3つとは少し違います。「Google スプレッドシート」アプリ(無料)を開いて、次の順に進みます。

Googleスプレッドシートアプリのホーム画面。右下にカラフルな+ボタンがある
① アプリを開き、右下の+
+を押すと出てくる「新しいスプレッドシート」と「テンプレートを選択」のボタン
「新しいスプレッドシート」
ファイル名を入れる画面。名前を入力して「作成」を押す
③ 名前をつけて「作成」
スマホで新しいスプレッドシートが開き、空っぽの表(A・B・C、1・2・3)が表示された画面
表が開きました!

セルに文字を入力してみる

スプレッドシートを開くと、たくさんのマス目があります。この1つ1つのマス目を 「セル」 といいます。

いちばん左上のセルには、A1(エーいち) という名前が付いています。よく見ると、上に「A B C…」、左に「1 2 3…」と並んでいて、その交差点が名前になっています。

では、A1をクリックして、次の文字を入力してみましょう。

STEP 01 完了!

入力できたら、Enterキーを押します。これで最初の操作は完了です。

たった一文字でも、自分で入力できると、「ちゃんと使えた!」とうれしくなりますね。

スプレッドシートのA1セルに「STEP 01 完了!」と入力した画面。左上に「無題のスプレッドシート」、上にA・B・C、左に1・2・3のセル名が見える
A1に「STEP 01 完了!」と入力したところ。左上に「無題のスプレッドシート」、まわりにA・B・C…、1・2・3…のセル名が見えます

ファイル名を変更する

画面の左上には、最初 「無題のスプレッドシート」 と表示されています。このままでも使えますが、あとで探しやすいように、名前を付けておきましょう。

  1. 「無題のスプレッドシート」の文字をクリックします
  2. 好きな名前を入力します(今回は例として スプレッドシート練習帳
  3. Enterキーを押します

これでファイル名が変わりました。

スプレッドシートの左上のファイル名が「無題のスプレッドシート」から「スプレッドシート練習帳」に変わった画面
左上が「スプレッドシート練習帳」に変わりました

この「練習帳」をこれから一緒に育てていきます。

保存ボタンはどこ?

エクセルでは、作業したあとに「保存」ボタンを押す習慣がありました。「こまめに保存しないと消える」と、しみついている方も多いと思います。

でも、Googleスプレッドシートに保存ボタンはありません。

入力した内容は、自動でどんどん保存されます。

だから、毎回「保存」をクリックする必要がありません。最初はちょっと不安ですが、慣れるととても楽です。

ファイルを直すと、画面の上のほうに 「保存しています...」→「ドライブに保存しました」 と表示が出ます。

スプレッドシートの上部に「ドライブに保存しました」と表示されている画面。その左に雲のマークがある
直すたびに、自動で「ドライブに保存しました」と出ます

ただし、この表示は数秒で消えます。消えても大丈夫、ちゃんと保存されています。ふだんは、その左にある雲のマーク(☁)が「保存できている」目印です。

※インターネットの接続が切れていると、保存できないことがあります。大切なファイルを直すときは、この雲のマークや保存の表示をときどき見ておくと安心です。

タブを閉じても、ログアウトしても大丈夫です。入力した内容は、Googleのほうに残っています。もう一度 sheets.google.com を開けば、続きから使えます。

※もし「開けない」「すぐログアウトする」と出るときは、ブラウザを一度閉じて開き直す(または再起動する)と、直ることが多いです。あわてなくて大丈夫。ファイルは消えていません。

今日わかったこと

わかったこと内容
ブラウザで使えるパソコンにソフトを入れなくても使える
エクセルと似ているセルや行・列があり、表を作れる
文字を入力できるセルをクリックして文字を入れられる
名前を変えられる自分でわかりやすい名前を付けられる
自動で保存される保存ボタンを押さなくても、勝手に保存される

今日の練習

次の4つを自分のスプレッドシートで試してみましょう。

  1. Googleスプレッドシートを開く
  2. 新しいファイルを作る
  3. A1に「STEP 01 完了!」と入力する
  4. ファイル名を変更する

全部できたら、今日の学習は終了です。おつかれさまでした。

これから、一緒に表を育てていきます

今日は、A1に文字を入力しただけでした。でも、ここから少しずつを作っていきます。

次回は、文字や数字を入力したり、行や列を増やしたりして、表らしい形にしていきます。そのあとは——計算式、関数、データの整理、グラフ、Googleの他のサービスとの連携、そしてGASで作業の自動化まで、少しずつ進みます。

最初は何もわからなくても大丈夫です。A1に文字を入れるところから、一緒に始めていきましょう。

シトロンただいま旅の途中(経理の計算ツール集)